細井平州について
歴史に疎い私であるが、知人から上杉鷹山の終生の師と言われた「細井平州」のことを知り、少し調べました。
平州は、藩政改革にとって最も大事な考え方を「根本三ヶ条」として示しています。
◆財用を用いる方法を「入るを量り出ずるを制す」という。これは古代から決まったことで、これ以外に財用の運営方法はない。
◆財用不足のときは、常法の政では元に戻る方法はない。非常の法をもって、元に戻すしかない。非常というのは平生に異なることである。君主が率先して節倹に努め、民と同じ苦しみを分かち合うような方法を考えなければならない。この仁政を非常の法という。
◆非常の法を、いったん立てた上は、鉄石の決心を固めなければならない。節倹の法には、かなりの年月が必要である。この根本を固めなくては必ず途中で崩れる。
後に知られる鷹山の藩政改革は、まさにこの「藩主自らが、先ず節倹の見本を示す」ことからスタートしたと言う。
彼の考えは、国の経済は農民・漁民ほか民が稼いだものが全てであり、その一部を民が国に税として納め、その税の範囲で賄わなければ国の経済は破綻するという極めてシンプルな考えです。
平州のこの教え、今の政治家に実践して欲しいと願うのは私1人ではないことは間違いないでしょう。


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